セブン&アイグループが運営するファミリーレストラン『デニーズ』
関東地方を中心に全国で約400店舗を展開しています。そんなデニーズですが、2020年後半から2年以上に渡って50店舗近くを閉店しています。
閉店の要因とは一体なんなのか!?調査しました。
最近閉店した『デニーズ』店舗一覧
- 2023年3月23日 デニーズ 南青山店
- 2022年11月21日 デニーズ 東京ドームシティ店
- 2022年5月9日 デニーズ 品川港南店
- 2022年2月28日 デニーズ 桐生末広町店
- 2022年2月20日 デニーズ 市川鬼高店
- 2022年1月31日 デニーズ 神田小川町店
- 2022年1月16日 デニーズ 市川店
- 2022年1月11日 デニーズ 飯田橋店
『デニーズ』ってどんな店?
デニーズ(Denny’s)は1970年代に日本にオープンしたファミリーレストランです。ハンバーグやステーキ、パスタなど、洋食を中心に幅広いメニューを扱っており、定期的に季節に合わせた期間限定メニューも販売されています。
セブン&アイフードシステムズが運営をしており、2022年度版ファミリーレストランの店舗数ランキング(【2022年版】ファミリーレストランチェーンの店舗数ランキング)では、ジョリーパスタやロイヤルホストを抑え6位の店舗数を誇っています。
なぜ『デニーズ』は大量閉店したのか!?
コロナウイルスの影響
2019年に流行した新型コロナウイルスの影響で飲食業界は大打撃を受けました。特に『デニーズ』のようなファミリーレストランは、大勢での食事ができない、テイクアウトのイメージがついていないことにより、相当苦戦を強いられることになりました。
コロナによる生活環境の大きな変化により、『デニーズ』は2022年秋頃〜冬にかけて、非常に多くの店舗を閉店することになりました。コロナ流行から1年半近く、国からの補助金などもあったため、なんとか持ち堪えていた店舗の限界が来たというところでしょう。
高めの価格設定
『デニーズ』は他のファミレスチェーン店と比較すると若干価格設定が高めです。材料や調理法にこだわって作っているのだと思いますが、多くの場合複数名で利用するファミレスで、他より数百円高いのはかなり大きな差になってきます。
実際に、Twitterで『デニーズ 高い』で検索すると、毎日のように価格が高いとツイートがされています。クオリティに満足して店舗に通っている人はもちろんたくさんいると思いますが、高いから他のファミレスに行っている人も多そうですよね。
給料がなかなか上がらない中、切り詰めて生活しなくてはいけない状況になりつつある社会情勢において、この少し高めの価格設定が『デニーズ』を苦しめています。
本記事のサムネイル画像はデニーズ公式サイト – いらっしゃいませ、デニーズへようこそ (dennys.jp)より引用しております。
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