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《長崎ちゃんぽん》のトップブランドとしてチェーン展開している『リンガーハット』
1974年からチェーン展開を開始し、現在では約650店舗まで拡大しています。
そんなリンガーハットですが、近年は業績不振による閉店が相次いでいます。
今回の記事では『リンガーハット』閉店ラッシュの要因について調査しました。
『リンガーハット』直近の閉店店舗一覧
- 2024年10月 リンガーハット あびこショッピングプラザ店
- 2024年8月 リンガーハット 愛知小牧インター店
- 2024年6月 リンガーハット ニューコースト新浦安店
- 2024年5月 リンガーハット 鹿児島加治木店
- 2024年2月 リンガーハット イトーヨーカドー大船店
- 2024年1月 リンガーハット 長崎西山店
- 2023年8月 リンガーハット アル・プラザ香里園店、リンガーハット 池袋サンシャインシティアルタ店、リンガーハット 大分西鶴崎店
- 2023年5月 リンガーハット イオンモール高知店
- 2023年2月 リンガーハット 藤沢柄沢店
- 2023年1月 リンガーハット 新潟河渡店、リンガーハット ハーヴェストウォーク小山店、リンガーハット 博多駅筑紫口店、リンガーハット 佐賀大財店
- 2022年12月 リンガーハット 南松本店、リンガーハット フジグラン高知店
- 2022年11月 リンガーハット 佐久平店
多くの店舗が閉店していっている状況ですが、新規出店情報はごくわずかとなっており、徐々に縮小している様子がうかがえます。
『リンガーハット』閉店ラッシュの要因は!?
毎年のように行われる商品値上げ
主力商品の『長崎ちゃんぽん』はここ8年ほどの価格改定で、東日本565円⇒680円、西日本515円⇒650円と大幅な値上げが複数回に分けて行われています。 ※2014年4月~2022年10月時点の価格推移です。
2014年から9回に分けて値上げが実施されましたが、値上げの度に少しずつ顧客離れが起こっていったのではないでしょうか。
天候不順や世界的なインフレ等、消費者としても納得せざるを得ない時期は間違いなくあったと思います。
しかし、国産具材へのこだわりにより仕入れ価格の高騰が続いたため、毎年のように値上げが続きました。さらに今後2022年11月の値上げも発表されており、東日本・西日本ともに690円へ変更となります。(東京23区・沖縄・北海道は740円)
「リンガーハット」全店価格改定のお知らせ|株式会社リンガーハット (ringerhut.co.jp)
特に西日本エリアの顧客にとっては、40円の大幅な値上げとなります。
この値上げが客単価アップへとつながるのか、それともさらなる閉店ラッシュへとつながるのか注目していきたいところです。
フードコート中心の出店立地
リンガーハットは商業施設等のフードコートへの出店を積極的に行ってきました。
フードコートへの出店は、初期費用が比較的安い・集客を施設に任せられる・客席の管理が不要なため人件費を抑えられる等、様々なメリットがあります。
リンガーハットはフードコートへの出店により店舗数を拡大させてきたといっても過言ではないでしょう。
しかし、新型コロナウイルスの流行後このフードコートへの出店が致命的な赤字の原因となりました。新型コロナウイルスにより、商業施設は国の方針に従い休業を余儀なくされました。
そして、営業再開後も思ったように集客状況が改善されず赤字店舗は閉店となってしましました。直近の2022年8月・9月の閉店店舗もすべて『イオンモール』内の店舗となっています。
近隣の『リンガーハット』が閉店してしまった。。。でも久々にあの味を食べたい!という方には冷凍食品の販売もしているようなので、そちらの利用がおすすめです。
閉店が続いている『リンガーハット』の復活に期待しましょう。
※本記事のサムネイル画像は株式会社リンガーハット (ringerhut.co.jp)より引用しております。
コメント
リンガーハットの食材は、記事にもあるように国産に拘っていて、それゆえに安心して子供にも食べさせられると言われています。自分もリンガー・チャンポンが大好きです。
結局、値上げは仕方ないのでしょうね。客離れも仕方ないことだとも思います。
野菜たっぷりちゃんぽん(^^)美味しかったのにな〜🥺近くのお店が閉店さしたのはショック過ぎます!!
国産野菜にこだわってるんだから、チョイ高めの値段設定は妥当でしょう。日本人はさ、、安いからってどんだけ不味くて、海外産の変な食べ物を口にしてるのか、考えたほうが良いよ!!