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焼き肉、お寿司、デザートなどの食べ放題で人気を集めている『すたみな太郎』
創業の1964年以降、全国各地へ展開しています。
そんな『すたみな太郎』ですが、約1年間で10店舗以上閉店しているのをご存知でしょうか?
閉店の要因とはなんなのか!?調査しました。
最近閉店した『すたみな太郎』店舗一覧
- 2024年11月 すたみな太郎 草加店
- 2024年9月 すたみな太郎 広島大原店
- 2024年6月 すたみな太郎 横手店、すたみな太郎 宇都宮東店
- 2024年5月 すたみな太郎 須賀川店
- 2024年4月 すたみな太郎 館林店
- 2024年2月 すたみな太郎 大垣店
- 2023年11月 すたみな太郎 高崎店
- 2023年10月 すたみな太郎 杉戸店、すたみな太郎 横浜綱島店
- 2023年8月 すたみな太郎 那須塩原店
- 2023年7月 すたみな太郎 所沢店
- 2023年5月 すたみな太郎 宇佐店
『すたみな太郎』閉店の要因とは!?
不祥事の発生
2015年6月24日にすたみな太郎NEXT 吉祥寺店で食事をした男女13人が腹痛や下痢などを訴え、一部の方は入院、後日、病原性大腸菌O157による食中毒と判明した事案がありました。
当時はニュースなどにも取り上げられ、そこからのマイナスイメージの回復は長年の月日が経った現在もなかなか難しいといえるでしょう。顧客の信頼回復のため取り組んでいたところに、『すたみな太郎』のようなバイキング形式の店舗には致命的といえるパンデミックが発生しました。
新型コロナウイルスの影響
2019年から流行した新型コロナウイルスの影響により飲食業界は大打撃を受けました。
”外食”自体が悪とされる中で『すたみな太郎』のような、基本的には複数名での利用+バイキング形式で他の客と接触する確率が高い業態は、かなり厳しい状態となりました。
新型コロナウイルスが流行した時期は、補助金なども多々あり良かったのですが、その後生活様式が大きく変化した中で、以前のような来客を取り戻すには、特に難しい状況だったと想像できます。
味に対しての厳しい意見
『すたみな太郎』といえば、リーズナブルな価格で焼き肉やお寿司、デザートなど、様々な料理が食べられるバイキングが人気ですが、安さゆえなのか、材料の品質・味に対して厳しい意見が多数見受けられます。
実際、X(旧Twitter)で『すたみな太郎 まずい』と検索すると数多くの投稿がありました。
“まずい焼肉と言えばすたみな太郎”、”すたみな太郎、肉はまずいけど楽しいのは楽しいやろ”、”まずいけど食い放題の店ってたまにある すたみな太郎とか(^^;” ※X(旧Twitter)の投稿より引用
他の外食チェーンでも酷評が投稿されていないことはないですが、『すたみな太郎』でヒットする数は少し多い気がします。また、他の外食チェーンでは、ある特定のメニューに対しての酷評が投稿してあるのに比べて、『すたみな太郎』においては全体の評価としての投稿が多い印象でした。
『すたみな太郎』今後はどうなる?
『すたみな太郎』は今後も閉店は続いていくと予想しております。
現状、大量に閉店しているということは、特に打つ手立てが見つかっていないことになりますが、原材料価格の高騰や人員不足の影響がここからさらに強まることを考えると、ここまでなんとか耐えてきた店舗に関しても閉店を考えていかないといけなくなるでしょう。
『すたみな太郎』のような食べ放題形式のチェーン店は特にですが、大量に安く仕入れて提供する というのが基本になってくるので、店舗数が少なくなればなるほど不利になってきます。
管理者が優秀だったり好立地に出店していたりで運営がうまくいっている店舗も少なからずあると思うので、全店舗閉店とまではいかないですが、ここからの閉店はまだ続くのではないかと予想しております。
ファミリー層をメインに、楽しく食事できるチェーンではあるので、なんとか踏みとどまって欲しいところです。
最近は、『すたみな太郎 PREMIUM BUFFET 』というこれまでの『すたみな太郎』から進化した業態で数店舗出店しているようなので、ここからの巻き返しに期待したいですね。
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