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カー用品販売で全国展開している『イエローハット』
系列店舗も合わせると、現在700店舗以上を運営しております。
そんなイエローハットですが、最近閉店が増えてきているのをご存知でしょうか!?なんと直近2年近くで15店舗以上を閉店しています。
『イエローハット』閉店の要因は一体なんなのか?調査しました。
『イエローハット』閉店店舗一覧
- 2024年5月 イエローハット高萩店
- 2024年3月 イエローハットフェスタ郡山店
- 2024年1月 イエローハット 仙台六丁の目店
- 2023年12月 イエローハット 加賀加茂町店
- 2023年9月 イエローハット 網走大曲店、イエローハット大津堅田店
- 2023年8月 イエローハット 小牧店、イエローハット 八軒店、イエローハット 押熊店
- 2023年5月 イエローハット 袋井店
- 2023年4月 イエローハット 広島可部店
- 2022年10月 イエローハット 川之江店
- 2022年7月 イエローハット 府中白糸台店
- 2022年6月 イエローハット 草津店、イエローハット 鈴鹿玉垣店
- 2022年3月 イエローハット大東新田店
- 2022年2月 イエローハット 習志野店
- 2022年1月 イエローハット 船橋花輪インター店
- 2021年12月 イエローハット 藤枝店、イエローハット 千葉美浜店
- 2021年5月 イエローハット 住之江店
- 2021年1月 イエローハット 京丹後峰山店
『イエローハット』閉店の要因とは?
オンラインショップの普及
昨今の情報化社会の中でも、特に大きな進化を遂げているのがAmazonや楽天を筆頭とした”オンラインショッピング”ですが、このオンラインショップの進化は、『イエローハット』に対しても少なからず影響はあります。
タイヤやエンジン関係など、素人では商品があってもなかなか交換できない場合は店舗に足を運びますが、メンテナンス道具や細かい備品の場合はネットでの購入のほうが、自宅まで届けてくれる分、消費者としては楽です。
価格に関しても、そこまで大きく変わらない価格か、場合によっては交通費なども考慮するとネットで購入するほうが安かったりもします。
オンラインショップの普及率は年々増加してきており、2024年には8割に達するともいわれています。普及率には地域差がありますが、オンラインショップ普及率の高い地域では『イエローハット』のような小売り業の経営は徐々に厳しくなってくるのではないでしょうか。
『イエローハット』は閉店だけでなく新規店舗開業もしているので、採算が合わなくなった店舗は閉店して、より需要のある地域に進出していく形をとっているのでしょう。
『イエローハット』今後の展開を予想!
『イエローハット』の売上高は2024年3月期の予測では過去最高売上を残す見通しです。
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が5類に引き下げられたことで行動制限が解除され、旅行や帰省をはじめとしたドライブ需要の回復がみられているのが1つの要因として挙げられます。
値上げ前の駆け込みもあり、タイヤの売上が特に伸びていたようです。
人件費や水道光熱費など店舗運営コストの上昇等により、営業利益は前年比ベースでは若干のマイナスとなっていますが、経営を揺るがすほどのマイナスではないと思っています。
今後の大きな成長は見込めないかもしれないですが、一気に経営状況が悪くなることはあまり考えにくいでしょう。
物流コストや水光熱費が平常に戻った際には、利益率も高くなっていくと思います。
※本記事のサムネイル画像はイエローハット オンラインショップ (yellowhat.jp)より引用しております。
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