Instagramの国内アクティブユーザー数は月間3,300万人を誇ります。日本人の約4人に1人が利用するツールということになるので、Instagramにおける集客の強化は店舗の売り上げに大きく貢献することが可能です。
そこで今回は店舗における1日10分で簡単にできるInstagram集客について解説していきたいと思います。
Instagramのアクティブユーザー数
冒頭でも述べましたが、日本のInstagram月間アクティブユーザー数は2019年に3,300万人を突破しています。利用者の男女割合は男性43%:女性57%です。年代別で見ると以下の通りです。
参照元:アライドアーキテクツ株式会社『Twitterユーザーによる企業公式アカウント利用実態調査』(2020年12月16日~12月27日)
Instagram集客のメリット
広告費が無料
Instagramの利用料金は基本的に無料です。広告を出したりしない限りは料金が発生することはありません。
コストゼロで集客ができて売上があがれば経営にとってかなりプラスになると思います。
お客様と直接コミュニケーションがとれる
新聞チラシや街中のポスターでの宣伝とは違い、お客様からの問い合わせに対して返信をすることが可能です。10代や20代以下の世代を中心に、Instagramのほうが電話より比較的気軽に問い合わせができるという方も多いと思います。
また、この商品が良かった等の感想をもらえるケースもあります。
Instagramの1日10分でできる集客方法とは?
インスタ集客方法①
#自店舗の地域名+業種を検索します。例えば渋谷でラーメン屋さんを運営しているとしたら〈#渋谷ラーメン〉で検索をかけます。
検索をかけると〈#渋谷ラーメン〉の下に『トップ』『最近』『リール』の3つの項目が出てくるので、『最近』を選択します。
このように投稿が出てきたら、一番上の投稿から順番にいいねをしていきます。
もし時間がある場合は、投稿をしているユーザーの他の投稿に対してもいいねをしてください。2~3件のいいねで十分です。
インスタ集客方法②
こちらはシンプルで、ベンチマークしているアカウント(店舗)のフォロワーに対していいねをしていきます。
こちらも時間がある場合は、ユーザーの他の投稿に対してもいいねをしてください。2~3件のいいねで十分です。
いいね が集客に繋がる理由は?
いいねをされたユーザーはプロフィールを見に来てくれる可能性があります。
プロフィールを見に来てくれることによって「あ、この場所にこんな店があるんだ」という認知に繋がるわけです。認知されないことには店舗の商品を知ることも、その魅力を知ることもありません。
通行人以外でその地域に住んでいるまたはその地域を利用するユーザーをターゲットに認知を増やしていくということです。
紹介した集客方法の注意点
Instagramの初期設定(店舗名 / 住所 / 電話番号 等)が完了していること、投稿(店の魅力が伝わるもの)を最低9~12件していることが前提となります。
いいねを1日に大量にやりすぎるとスパムアカウントだと思われてアカウントが停止してしまう可能性があります。合計で1日150~200件に抑えましょう。
数値シミュレーション
1日200件毎日いいねをするとして年間の売上がどれぐらい見込めるのか検証していきます。
【シミュレーション条件】
・毎月300万円の売上が平均としてあると仮定。客単価は1,000円と仮定。
・一般的に広告の反応率は0.01~0.3%と言われているが、今回はハッシュタグ検索によって関連性の高いユーザーに対してアクションを起こしているので0.2%と仮定して計算。
・アクションを起こして来店があった客の再訪問率は下記の表から引用して計算。
計算を行った結果は以下の通りです。
その他の要因も多数あるので実際ここまで目に見えて綺麗な上昇はほぼ不可能かと思いますが、Instagramのいいねによる集客は副次的な効果も期待できます。
いいねによる副次的な効果
インフルエンサーや紹介サイトに取り上げてもらえる確率が増える。
いいねまわりで反応が見込めるのは一般アカウントだけではありません。
フォロワーが何万人もいるようなインフルエンサーや紹介サイト(渋谷カフェまとめ等)の運営者の目に留まることも中にはあります。
紹介してもらえたら、、、ラッキーですね!最近ではインフルエンサーや紹介サイトの影響は凄まじく、一度の投稿で多くの方が新規客として来店するケースも珍しくないです。
コツコツといいねをすることによって思いもよらぬ大きな効果も期待できます。
Instagramのフォロワーが増える
本来いいねまわりはフォロワー獲得としても有効な手段だと言われています。店舗アカウントのフォロワーが増えることによって、「このお店気になっていたけどフォロワーこんなにいるんだ。行ってみようかな」とお客様の信頼に繋がり来店動機になる可能性があります。
Instagramの利用時間が増える
Instagramの使用時間が長いほどそのアカウントの投稿がおすすめに載りやすいというアルゴリズムがあると言われています。上位表示によって店舗のことを認知する機会がさらに増えるかもしれません。
長続きさせるには?
1日10分といっても、毎日継続するのはなかなか難しいですよね。
継続するのにおすすめなのはルールを決めること
20時になったら始めるとか、1日何件はいいねするとか自分の中でルールを決めると続きやすいのではないでしょうか。
できるなら周りに公言するとより続きやすいと思います。
まとめ
・日本のInstagramのアクティブ利用者数は3,300万人
・インスタ集客のメリットは無料で宣伝できること、お客様と直接コミュニケーションをとれること
・1日10分でできる集客施策はいいねまわりをすること
・いいねまわりは認知につなげるために実施する
・副次的な効果も大いに期待できる
・長続きさせるには自分ルールを決めること
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