マーケティング

「BOOK OFF(ブックオフ)」閉店ラッシュ?閉店の要因とは

⌚︎更新日:

”本を売るならブックオフ♪”でお馴染みの『BOOK OFF』

800店舗以上展開している、大型の中古本・中古家電販売チェーンです。

本だけではなく、CD・DVDや家電なども扱う『BOOK OFF』ですが、ここ最近閉店が増加しているようです。

『BOOK OFF』はなぜ閉店しているのか?要因を調査しました。

『BOOK OFF』最近の閉店店舗一覧

  • 2024年10月 BOOK OFF 学芸大学駅前店、BOOK OFF 新高円寺駅前店、BOOK OFF イトーヨーカドー柏店、BOOK OFF 行徳駅前店、BOOK OFF 阿佐ヶ谷南店
  • 2024年5月 BOOK OFF 日赤前店
  • 2024年4月 BOOK OFF 名古屋大曽根店
  • 2024年3月 BOOK OFF 甲府平和通り店、BOOK OFF 甲府下石田店、BOOK OFF 宇都宮インターパーク店
  • 2024年2月 BOOK OFF PLUS ホームズタウン川越小仙波店

『BOOK OFF』閉店の要因とは?

オンライン利用増加

『BOOK OFF』では近年オンラインのサービス利用が増加してきています。

時代の変化に沿って、サービスを展開している証拠でもあり、利用者はわざわざ店舗までいかなくても、宅急便で送付し買取サービスを受けることができます。買取ジャンルは多岐にわたっており、本やCDはもちろん、ブランド品やおもちゃ類も買い取り依頼することができます。

箱に詰めて発送するだけなので、店舗に行く際の査定の待ち時間もなく、かなり便利になってきています。

ブックオフ│自宅にいながら本やCD・DVD・ゲームが売れる宅配買取 (bookoffonline.co.jp)より引用

また、買い取った商品の販売においても、ネットショップでの出品を行っており、家賃や光熱費を支払って店舗を構える必要性が薄くなってきていると言えます。

不採算店の整理

『BOOK OFF』だけでなく、全ての店舗に対していえることではありますが、生活環境の変化や時代の流れに応じて、消費者の生活スタイルや需要は変化してきます。

以前は好調だった店舗でも、いつのまにか人口が減っていったり、周りの環境が変わったりすると思うような集客ができなくなってきます。

『BOOK OFF』は、その環境の変化に残念ながらついていけなかった店舗を整理しているのが、一部店舗の閉店の要因なのではないでしょうか。

『BOOK OFF』今後はどうなる?

『BOOK OFF』の今後の展開は、まだもう少し閉店があるのではと予想しています。

オンライン化が進んでいるのももちろんですが、従業員の雇用も年々難しくなってきている中なので、閉店するべき店舗はまだまだあると考えているからです。

しかし、全てをオンラインにすればいいというわけではなく、店舗に行き現物を見て購入したい利用者もまだまだ多くいるのと、店舗があることによる広告宣伝効果も簡単には捨てがたいので、採算がとれている店舗に関しては、まだまだ閉店することなく残っていくでしょう。

”架空買い取り”事件などもあり、少し先行き不安ではありますが、今後の『BOOK OFF』の展開に注目していきましょう。

※本ブログの記事内容は現況や独自の調査による推測であり、全ての内容が必ずしも正しいわけではなく、また、事業や業態に対する否定の意思は一切ございません。

本記事のサムネイル画像は本を売るならBOOKOFF(ブックオフ)より引用しております。

コメント

タイトルとURLをコピーしました