マーケティング

なぜ ドミノ・ピザ は急速に消えているのか?閉店ラッシュの理由とは

この記事は約2分で読めます。

宅配ピザ大手の『ドミノ・ピザ』

2025年2月、ドミノ・ピザは日本国内で172店舗を閉店すると発表しました。

これは国内店舗の約2割に相当する大規模な店舗再編であり、外食業界に大きな衝撃を与えたのですが、なぜ大量閉店になってしまったのでしょうか。

その理由を調査しました。

 

『ドミノ・ピザ』閉店の主な理由

1. デリバリー需要の減少

コロナ禍に急増した宅配、デリバリーサービスの利用が平常化し、売上が想定を下回る店舗が増えてきました。

物価高もともなって、収入によっては生活が圧迫され、外食よりもどうしても料金が高くなるデリバリーを選択しにくい層も増えてきました。

2. コスト上昇

原材料費、人件費、光熱費、配達コストの上昇が収益を圧迫。特に宅配業態は人件費の影響を受けやすいモデルになっています。

3. 競争環境の変化

近年はUber Eatsや出前館などのデリバリーアプリが普及し、多くの企業や店舗が進出。

消費者はピザ以外にも多くの宅配メニューを選べるようになりました。また、スーパーやコンビニの冷凍ピザ・惣菜ピザの品質向上も競争激化の一因とみられます。

閉店は「撤退」ではなく再編

今回の172店舗閉店は経営危機による全面的な縮小ではなく、不採算店舗を整理して収益性を高めるための戦略的な再編とされています。

親会社は、閉店によって経営効率を改善し、需要が見込める地域への再投資も検討していると説明しているようで、フランチャイズ58店舗、直営114店舗が閉店対象となりました。

   

飲食業界への示唆

ドミノ・ピザの大量閉店は、「コロナ特需」を前提にした急拡大のリスクを示した事例ともいえます。

飲食チェーンにとって重要なのは店舗数の多さではなく、各店舗が十分な利益を確保できるかどうかで、今後は出店競争よりも商圏分析や収益性を重視した店舗運営がさらに重要になるだろうと予測されています。

まとめ

ドミノ・ピザの172店舗閉店は、コロナ禍の急成長の反動による店舗再編で、宅配需要の正常化、コスト上昇、競争激化という複数の要因が重なり、不採算店舗の整理が必要となりました。

今後は「店舗数拡大」から「収益性重視」へと戦略を転換し、日本市場での持続的な成長を目指していくことになるでしょう。

直近ではFIFAワールドカップの宅配需要にもしっかりアプローチしているようなので、ドミノ・ピザの今後の成長に期待したいところですね。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました