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ベーカリー業界で近年非常に話題となっているamam dacotan(アマムダコタン)
“石の町にある小さなパン屋さん”がコンセプトで、独特の世界観のある店内にこだわりの色鮮やかなパンがたくさん並んでおり、女性を中心に人気を高めてきています。
そんなアマムダコタンは2024年11月2日(土)に京都市中京区骨屋町に関西地方初となる店舗を出店しました。初日の待ち時間はなんと3時間以上だったとの声も…
非常に人気のアマムダコタンですが、国内の出店は今回で最後の予定とのこと。こんなに人気なのになぜ最後なのか!?詳細を調べてみました。
「アマムダコタン」系列店舗一覧
- AMAM DACOTAN 六本松
- AMAM DACOTAN 表参道
- AMAM DACOTAN 京都 NEW
- DACOTAN CAFE
- DACOMECCA
- ダコー 中目黒
- ダコー 桜新町
- ダコー 駒沢
- ダコー お茶の水
系列も含めると9店舗あるようです。話題のドーナツ店 I’m donut?<アイムドーナツ>も同じシェフが手掛ける店舗とのこと。
「アマムダコタン」はなぜ人気なのか
公式HPにはこんな記載があります。
上記のコンセプト通り、入店した際の店舗内の世界観がまず従来のベーカリーとは一線を画しています。このSNS必須の時代の中で、商品・陳列も含めた店舗の世界観の構築により、店舗に行って写真を撮りSNSに投稿したいと思わせるようなアイデアがたくさん詰め込まれています。
また、店舗や商品の雰囲気だけでなく、パンの味の部分においても、15時間以上かけて長時間発酵させた高加水の生地に自家製のフィリングやクリーム総菜などを入れるこだわりっぷりです。
ここまでのことをされると多少遠方であったり、行列に並ぶことになっても買いたくなってくるでしょう。
「アマムダコタン」国内最後の出店となる理由とは?
「アマムダコタン」を手掛ける平子シェフは、『どんなに人気になろうとも、職人の手作りにこだわり、パンだけでなくソースや挟む総菜もすべて店舗で手作りしています。そのため多数の店舗展開とはなりません。』と述べているようです。
これだけの人気があれば、出店する場所の確保自体はそこまで難しくないと思いますが、全て店舗で手作りとなってくると、全国各地に出店は難しくなってくるのでしょう。
パンというのは特に職人的な技術が必要な部分が多く、多店舗展開するほど味や食感などがブレやすくなってきます。長年の修行を経て習得するものなので、平子シェフといえどそう簡単に引き継ぐわけにはいかないようですね。
そういったことを考慮して、今回の京都の店舗で最後の出店という判断をされたのでしょう。
限られた地域での出店にはなりますが、店舗の世界観やこだわりのパンを味わいに立ち寄ってみたいところですね。
※本ブログのサムネイル画像は11/2 オープン【amam dacotan(アマムダコタン)京都】 | 株式会社peace putのプレスリリースより引用しております。
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