老若男女問わず人気の料理『オムライス』
飲食店だと1,000円超えの価格設定も珍しくないメニューですよね。
子供ウケも良く、家庭で何気なくオムライスを作ることがよくある方も多いと思いますが、実際オムライスを手作りすると材料費は何円かかるのか?把握している方はごく少数なのではないでしょうか。
そこで今回は王道オムライスレシピを参考に原価計算していきたいと思います♪
参考レシピの紹介
今回原価計算に使用させて頂いたのは、↓こちらのレシピ↓
動画再生回数 58万回を超えている人気のレシピ動画です。
こちらのレシピのポイントとしては、家庭でも再現しやすい食材や調理工程で、動画タイトルにもあるように『絶対に失敗しない』と言っても過言ではない、初心者におすすめのレシピになっています。
鶏肉たっぷりのチキンライスとふわふわの卵が美味しそうですね。
【結論】オムライスの原価は何円!?
家庭でも再現しやすい、初心者にもおすすめの人気オムライスレシピ。気になる原価は…?
1人前あたり約210.6円でした。意外と安いなと思った方が多いのではないでしょうか?
この原価なら家庭でも罪悪感なく作れますよね。材料毎の細かい計算は以下の表をご覧ください。
【備考】食材価格に関しては〈楽天西友ネットスーパー〉の価格を参考に計算しています。お近くのスーパーや小売店等との価格差は発生しますのでご了承ください。レシピ上で「適量」等、重量が曖昧な表現が何度か使用されている場合、グラム数は概算で計算しております。
飲食店のオムライスはなぜ価格が高いのか
飲食店の原価は基本的には約30%と言われています。
先ほどの計算で王道のオムライスの原価は約210.6円ということがわかったため、原価率30%とすると、210.6円÷30%=702円となります。
この702円という価格が飲食店全体のオムライスの平均価格となるはずですが、実際はもっと高い平均価格だと思います。
ではなぜ、飲食店のオムライスは1,000円を超えているのでしょうか?
パターン①手間がかかる
オムライスはチキンライスを卵で包み込むという工程なので、チャーハン+オムレツ分くらいの作業量があります。他の料理だったら2品作れるくらいの手間ということですね。
また、デミグラスソースをかけている場合はそのソースの仕込みにかかる手間も加わってきます。飲食店で食べる『特別で美味しいオムライス』を作るには手間が不可欠なのかもしれません。
パターン②材料にこだわっている
数ある飲食店の中で来店のきっかけにつなげるには、なにか『こだわりポイント』が必要です。
その1つが具材だった場合、例えば『〇〇産の高級卵』等を使用してアピールする場合とかですね。価値のある商品を提供するには、原価がかかるため販売価格が自然と上がっていきます。
パターン③おしゃれな店舗(カフェ)では場所代を含んでいる場合
オムライスを提供している店舗の中にはカフェ業態の店舗がたくさん含まれると思います。カフェ業態は食事が終わった後も恋人や友人と会話を楽しんだり、
ひとり落ち着く時間を過ごしたりと座席についている時間が長いため、その分の料金を料理に上乗せしている店舗も少なくはないでしょう。
まとめ
今回計算したレシピは、初心者におすすめの人気レシピ
オムライス1人前の原価(材料費)は約210.6円
飲食店でオムライスの販売価格が1,000円を超えてくる理由は、手間・こだわりの材料費・場所代などを料金として貰っているから
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