最近『おにぎり専門店』が急増しているのをご存知でしょうか？
2023年に入ってから少なくとも数十店舗はOPENしています。
中には何時間も待たないといけないほどの行列ができている店舗もあるようです。
『おにぎり専門店』がなぜ急増しているのか？調査しました。
『おにぎり専門店』急増の要因とは？
出店コストが安い
”おにぎり”の作り方は基本的には手や専用の型で握るだけです。
レストランの場合はガスコンロやフライヤー、洋菓子店・パン屋の場合は専用のオーブンや生地をこねるためのミキサーなど、多くの厨房機器や調理器具が必要となりますが、『おにぎり専門店』は、いずれも必須というわけではなく、やり方・メニュー次第では設備を最小限にすることができます。
設備が少ないということは、設備自体にかかる金額が抑えられるのはもちろんですが、その設備を置くためのスペースも必要なくなります。
つまり、店舗の広さも縮小され、賃料が他の飲食業態に比べて低くなります。
飲食店の基本的な家賃の比率の目安は10％と言われていますが、高い確率でそれを下回る家賃で運営することができるようになるということです。
数パーセントの利益を獲得していく飲食店にとっては、その少しの家賃差が大きく影響していきます。
専門性が低く人員不足になりにくい
先程も記載しましたが、”おにぎり”の作り方は基本的には手や専用の型で握るだけです。
”専門知識がない”、”経験が少ない”そういった人材でも”おにぎり”を作ることができます。
もちろん中には作り方にこだわって、修行を積まないと作れないレベルの”おにぎり”を作っている店舗もあるかもしれないですが、料理・ケーキ・パンなどに比べると素人でも扱いやすいジャンルであることは間違いないでしょう。
せっかく美味しい商品を作っていても、人員不足になると提供すること自体ができなくなるので、飲食店の経営において、専門性が低く教育のハードルが低いということはかなりのメリットだと言えます。
”おにぎり”に対するイメージの変化
“おにぎり”に対するイメージは年々変化してきています。
昔は家庭で握って学校や職場に持っていくものでしたが、コンビニに”おにぎり”が登場してからは、”おにぎり”は買って持っていくものに変化してきました。
イメージの変化により、”おにぎり”に対する出費の考え方が変わり、今では1個650円以上の’おにぎり”を販売している店舗もあります。
今の時代だからこそ、『おにぎり専門店』が成り立っていると言えます。
SNSでも人気の”おにぎり”
『おにぎり専門店』を訪れる理由のひとつに”SNS映え”があります。
彩り豊かなおにぎりや具材が飛び出したおにぎり、形が特殊で可愛いおにぎりなど、いわゆる”SNS映え”になるようなおにぎりが増えてきています。
Instagramでは『おにぎり専門店』でフォロワー1万人を超えるアカウントも多数出てきています。
一度拡散されると、行ってみたいと思う人が増えて来店→投稿してさらに拡散される というサイクルになることが多いので、今後もより多くの『おにぎり専門店』が登場するのではないでしょうか。
こんな魅力的な投稿があると、気になってしまいますよね。
近所に『おにぎり専門店』ができた際には是非立ち寄ってみたいですね。
最近オープンした『おにぎり専門店』一覧
Coming soon…
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